2018年2月16日金曜日

農業ボランティア研修生を絶賛募集中!



寒いですが春は間近!新しいことを始めたくなりますね。

たがやすでは4月から開講の援農ボランティア第14期生を絶賛募集中です。
野菜の高騰で自分で作ってみようと思った方、農業を体験したい方、土に触れてリフレッシュしたい方、初心者も大歓迎です。



ガイダンスは3/31(土)10:00~、開講式は4/7(土)13:00~を予定しています。
興味を持ってくださった方、気軽にお問合せを!

お申込み・お問い合わせは 
たがやす事務局 042-794-9002
または携帯     090-3435-8611 

メールの方は npo-tagayasu@nifty.com

一緒に七国山の自然の中で野菜作りにトライしましょう!

2018年2月13日火曜日

活動振り返り・小野路農園クラブの運営会議


 

親子農業体験で人気の小野路農園クラブ
イベント準備を進める運営会議の風景


たがやす人を訪ねて②
 その参



 

昨年の活動ふりかえりシリーズ第3弾は、小野路農園クラブの会議の様子です。
毎月第1月曜日、運営スタッフの皆さんがたがやす事務所に集まり、運営会議が開かれています。
リーダーの藤井さんを中心に書記の白勢さん、川島さん、長谷川さん、青山さん、山本さん、そして斉藤事務局長のメンバーで会議はスタート。写真は引越し前の事務所。今となっては窓の木枠が懐かしい!



撮影したのは秋のイベント前。会員対象の講習会やイベントについての話し合いから始まりました。
幼稚園・保育園・学童クラブなどの団体による収穫体験が人気の小野路農園ですが、秋の長雨にたたられて延期また延期。スタッフは天気予報とにらめっこして気をもむ毎日です。
また天候の影響で思うように成長しない野菜もあり、年末にかけてのイベント等に野菜が行き渡るよう、調整に苦労しました。

  

そして新装開店したカインズ多摩境店へ、野菜搬入の再開の相談です。
同店は売り場がこれまでの約2倍に拡張され、地場野菜は近隣住民からの支持も厚いため、出し甲斐があります。
真光寺のクレイン乗馬クラブでの販売も、この秋は雨や野菜不足で影響が出たので、挽回していきたいところです。



 

11/12()の「キラリ☆まちだ」出店の段取りも大事な討議ポイント。
大変だなあと言いつつ楽しそうに準備手順を確認する様子からは、町田の一大イベントに意欲的に取り組む姿勢が伝わってきます。ユニークなピーナッツくじのアイディアも(殻の中に当たり・はずれを仕込んだ手の込みよう!)↓




ちなみに「キラリ☆まちだ」当日は、朝穫れ新鮮野菜が好評のうちに完売しました。

その様子はこちら↓↓




親子で農業体験ができる小野路農園クラブでは、今年も土いじりや自然とのふれあいを多くの方に味わってもらえるよう計画中です。
春よ来い!は~やく来い!

2018年2月6日火曜日

町田市農業研修農場(萬松寺)を紹介します



町田市からの委託で運営する農業研修農場
(萬松寺)


 たがやす人を訪ねて②
 その弐


ちょっと前の様子ですが、萬松寺の研修風景をご紹介します。
萬松寺とは、町田市が農業の担い手育成のために開設、たがやすが管理運営を委託されている町田市農業研修農場の通称です。



見学に行ったのは9月の土曜日。
8:30、農場には既にスタッフと研修生が作業準備をしていました。
855、ビニールハウス内でその日の作業の説明が始まりました。スタッフリーダーで、たがやす理事長でもある宮脇さんのレクチャーを研修生がメモしながら聞きます。
よどみなくテキパキしたレクチャーは綿密な下準備に基づいたもの。研修内容を的確に伝え習得してもらうため、研修生と程よい距離をおき、緊張感を保っています。
スタッフの渋谷さん、桃田さん、天野さんが時には助け舟アドバイスをしながら見守ります。





 
栽培する品種・肥料などすべてスタッフ側で指定のもと、1人が72㎡を担当して、68品目ずつをカリキュラムにそって栽培します。
生産履歴を残すこと、使用して良い消毒液とその倍率も決められています。
研修は
2年間のカリキュラムで、この日は2年目の7期生と1年目の8期生各7人が出席。
消毒や追肥、間引きの具体的なやり方と注意点などを聞いて、自分の区域に実施しなくてはなりません。




 
レクチャーが終わると外へ出て、まずは堆肥の作業から。
一輪車に馬ふんを積み込み、堆肥が高く積み上げられた保管場所のてっぺんまで押し上げます。勢いをつけて、どの方向に押し上げるか狙いをつけてやらないと上がり切れません。堆肥の材料には野菜の残渣と落ち葉・ぬか・馬ふんを使い、何度も混ぜて完熟させたもの。余り野菜も無駄にしないよう、手間をかけて活用しているのです。



 

堆肥積み上げで汗を流した研修生は、自分の野菜の作業を開始。
自己流で野菜を植えてうまく育たなかったけれど、研修で習ったことを実践すると野菜が見違えるほど良く育つんです!とうれしそうに話してくれる研修生の言葉に、こちらも笑顔になりました。

 
 



「ここの研修の質の高さは出来た野菜を見ればわかる」と各方面から高い評価を受けており、来春からは9期生を迎えます。どの作業もしっかり身につけて自信を持てる農業人を育てたいと、スタッフは今日も畑の見回りやフォローに駆け回っています。